「ライバル関係を持ってやるチームだった」元マリノスの城彰二が当時の“派閥”を回想。俊輔はどのグループ?「上野良治はひとり。単独が好きだから」

2025年01月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

松田直樹、安永聡太郎、木島良輔、田原豊

01年の横浜。代表クラスがずらりと揃うチームだった。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表FWの城彰二氏のYouTubeチャンネルに、現役時代は横浜や名古屋、松本などで活躍した田中隼磨氏が出演。かつてマリノスでチームメイトだった2人が思い出話で盛り上がった。

 田中氏は横浜ユースから2001年にトップ昇格。当時のチームには城氏ほか、中村俊輔、川口能活、松田直樹、小村徳男、上野良治ら錚々たるメンバーがいて、練習でも「緊張するどころじゃない」と振り返る。

 代表クラスが集まり、常に張り詰めた空気感が漂うチームには、いくつかの派閥があったという。

 グループ同士は特別に仲が良かったわけではなかったが、田中氏が「グラウンドに入った時に、要求し合ったり、勝利のためにはみんな話すんですよ」と明かす。
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 では、2000年代初期の頃はどんなグループに分かれていたのか。城氏が説明する。

「俺たちのグループがあって、小村派があったりとか。あと、アツ(三浦淳寛)とか永井さんのグループ。上野良治はひとり。単独が好きだから。俊輔はあんまり入らなかったけど、俺たちのグループにけっこう入れてた」

 その"城派"の面々は、松田直樹、安永聡太郎、木島良輔、田原豊。そこに俊輔や川口が入ったり、入らなかったりしていたようだ。

 チーム一丸とはまた違ったカラーだったが、城氏は「一個の集団というよりも、みんなで切磋琢磨して、ライバル関係を持ってやるチームだった」と回想した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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