〝先輩″浅野がOAの塩谷にアドバイス? 「僕もU‐23で溶け込んでいるわけでは…」

2016年06月16日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「パワー、プレーの速さ、1対1の強さはU-23に入れば見本となる」

FC東京戦では途中出場でゴールという結果を出した浅野(10番)。試合後には塩谷についてコメントした。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 6月15日に行なわれたFC東京とのアウェーゲームで先制点を決めた広島の浅野が、リオ五輪のオーバーエージ(OA)に選ばれた塩谷についてコメントした。
 
「アドバイスですか(笑)? どうですかねえ。塩くんは結構フレンドリーなので、すぐ仲良くなれるかなと。自分が気にする必要はないと思いますね。(U‐23日本代表で)僕も別に溶け込んでいるほうではないというか、マイペースにやっているので。(塩谷選手には)一緒にいましょうって」
 
 塩谷からもU-23代表については特に訊かれてないようだ。
 
「特にまだ。そっちの話はしていません。『俺、行くよ』、のひと言だけでした」
 
 本職のCBに加え、右SBもこなす塩谷は間違いなく大きな戦力だ。それは、広島でチームメイトの浅野が誰よりも分かっている。
 
「フィットするかしないかはやってみないと分かりません。ただ、塩くんは持っているものが凄い。パワー、プレーの速さ、1対1の強さはU-23に入れば見本となる。塩くんが入ることで、全体的なレベルアップにつながればいい。僕自身も普段やっていて、凄さは分かっているので、本当にお手本となる選手、チーム全体でレベルアップできればいい」
 
 U-23代表では〝先輩″の浅野にとって、塩谷はまさに頼もしい〝後輩″だ。
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