［高校選手権・２回戦］矢板中央（栃木） ２－１ 日章学園（宮崎）／12月31日／フクダ電子アリーナ

　12月31日に開催された第103回全国高校サッカー選手権の２回戦で、西目との初戦でハットトリックを達成した超高校級FW高岡伶颯を擁する日章学園が矢板中央と対戦。１－２で敗れた。

　前半13分にミドルシュートで先制を許した日章学園だが、エースの高岡がこの日も魅せる。同25分、自らのボール奪取から始まったカウンター攻撃から、最後は左サイドからのクロスに合わせ、同点ゴール。今大会、自身４点目を奪う。
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　後半にはポスト直撃のシュートを放つなど、その後も貪欲にゴールを狙うものの、ネットを揺らせない。

　一方的に攻め込んでいた日章学園は、しかし後半20分にカウンターを食らって失点。この１点を最後まで返せず、１－２で敗れた。

　試合終了のホイッスルが鳴ると、呆然と立ち尽くした高岡は、スタンドへ挨拶に行く際、涙を流した。

　２試合で４ゴール。プレミアリーグのサウサンプトンへの加入が内定しているストライカーは、強烈なインパクトを残して大会を去った。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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