L・エンリケ監督の構想外との報道も
今シーズンのパリSGでの総出場時間は453分と控えに甘んじているコロ・ムアニ。(C)Getty Images
ミランが1月の移籍マーケットで、FWの獲得に動いているようだ。
12月28日、伊メディアの『Sky 』が、「ミランがパリ・サンジェルマンのフランス代表FWランダル・コロ・ムアニに興味を示している」と報じた。すでにクラブ間でコンタクトを取り、交渉が動き出しているという。
ただ、同メディアによれば、ミラン側がオプションなしのレンタルを望んでいるのに対し、現時点でパリSG側が前向きではないと伝えている。
その理由としては、コロ・ムアニのサラリーは半年間のレンタルでも400万ユーロ(約6億6000万円)が必要で、ミラン側が一部をパリSGに負担して欲しいと問い合わせていることが原因のようだ。
コロ・ムアニは23年夏にフランクフルトから移籍金9500万ユーロ(約156億7500万円)でパリSGに加入したものの、今のところ期待された活躍を見せることができていない。
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2年目の今シーズンも公式戦14試合っで2ゴールと低調で、12月6日のオセール戦(リーグ・アン14節)を最後に公式戦3試合連続でベンチ外となっている。
フランスの一部メディアが、ルイス・エンリケ監督の構想外となっていると報じるなどコロ・ムアニはクラブ内で苦境に立たされている。
そんなコロ・ムアニだが、移籍市場では複数のクラブが獲得に動いていると噂される人気銘柄で、ミランの他にもユベントス、バイエルン、さらにはマンチェスター・Uやチェルシー、アーセナルなどもターゲットに挙げているという。
冬の移籍マーケットは、フランス、イングランドが1月1日、イタリアは1月2日にオープンとなる。今後の展開に注目が集まる。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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