「子どものころから憧れていた」名古屋がMF浅野雄也を完全移籍で獲得! 離れるJ2降格の札幌へは「大きな責任を感じています」

2024年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季は22試合出場で4ゴールを記録

名古屋への完全移籍が決まった札幌の浅野。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 名古屋グランパスは12月27日、北海道コンサドーレ札幌からMF浅野雄也の完全移籍での獲得を発表した。

 日本代表FWの浅野拓磨が実兄の浅野は、2019年に水戸ホーリーホックでプロキャリアをスタートさせ、翌年からはサンフレッチェ広島に3シーズン在籍。昨シーズンからは札幌でプレーし、今季は22試合に出場して4ゴールを記録も、チームは9年ぶりのJ2降格となっていた。

 移籍にあたり、浅野は名古屋の公式サイトで次のように意気込んだ。

「北海道コンサドーレ札幌から加入します浅野雄也です。子どものころから憧れていたこのエンブレムのユニフォームを着れること、そしてなにより歴史あるこのクラブの一員になれることをとても嬉しく、光栄に思います。たくさんのタイトル獲得に貢献できるよう全力で頑張ります。よろしくお願いします」
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 また退団が決まった札幌を通じては、こう感謝のコメントを残している。

「この度、名古屋グランパスに移籍する決断をしました。今シーズン僕自身怪我が続き、皆さんの前でプレーする時間が少なくチームに貢献出来なかった事、そしてチームを降格させてしまった事に申し訳ない気持ちと大きな責任を感じています。

 2年前、試合に出れていなかった僕に声をかけて頂き、新しい環境の中でもう一度挑戦したいという気持ちで札幌にきました。超攻撃的サッカーと言われるミシャサッカーは僕に大きな経験と学びを与えてくれました。

 そして、なによりこのチームの強みは、サポーターの皆さんでした。赤黒に染まったドームは最高の雰囲気を作ってくれました。ホームだけでなくアウェイの地でもたくさんのサポーターが僕達選手の背中を熱く、力強く支えてくれていました。そんな北海道コンサドーレ札幌だからこそ僕はこの2年間で成長する事が出来たと思っています。本当に感謝しています。

 短いプロサッカー人生だからこそ僕は挑戦を続けたいと思っています。2年前も同じで、それは今も変わらずあります。いろんな事に挑戦をしたいという思いと、成長してより高みを目指したいという思いから移籍する決断をしました。

 応援していただいた北海道コンサドーレ札幌に関わる全ての皆様、2年間本当にありがとうございました」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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