「予定にもなかった」日本と同組の中国代表、真冬の“酷寒合宿”を計画中。元Jリーガーら新たな帰化選手も招集か。韓国メディアは驚き「W杯の切符獲得へ強い意志の表れだ」【アジア最終予選】

2024年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

来年1月中旬に10日間の冬季トレーニングを実施する予定

残り4試合での巻き返しを期す中国代表。(C)Getty Images

 中国代表が、来年3月に再開する北中米ワールドカップ・アジア最終予選に向けて、海南島での冬合宿を計画しているようだ。

 同予選で日本と同じグループCに入った中国は、ここまで2勝4敗。日本に0-7で惨敗したのが響き、得失点差で最下位に沈んでいるものの、3位のインドネシアとは勝点6で並び、2位のオーストラリアともわずか1ポイント差だ。

 残り4試合で出場権獲得の可能性は十分にあり、山場となる3月のサウジアラビア戦、オーストラリア戦に向けて準備を整えているようだ。

 中国のポータルサイト『捜狐』は12月19日、「中国代表は、ワールドカップ予選の次節に向けて準備するため、来年1月中旬に10日間の冬季トレーニングを実施する予定だ。セットプレーの攻撃と守備のトレーニングを行ない、代表チームのフィジカルを強化する」と伝えている。

 その合宿メンバーに、有力な帰化選手候補である元鹿島アントラーズのブラジル出身MFセルジーニョやDRコンゴ出身のFWオスカル・マリトゥが含まれる可能性も小さくないようだ。

「オスカルとセルジーニョが代表メンバーに含まれる可能性も排除されない。この2選手は来年1月に帰化資格が得られるため、帰化選手となることができる」という。
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 この動きに反応したのが、韓国メディア『スポーツ京郷』だ。「2026年ワールドカップのチケットのため、中国は1月に酷寒のトレーニングをする」と見出しを打ち、次のように報道した。

「中国サッカーは2026年北中米ワールドカップ出場に命を懸けている。来年3月に再開されるアジア最終予選に備えるため、代表チームは真冬に招集され、特別トレーニングを実施する。新たに帰化した選手も招集し、万全の準備を整える」

 同メディアは、「予定にもなかった真冬にトレーニングを実施した中国の決断は、ワールドカップへの切符を獲得するという強い意志の表れだ」と驚きをもって報じている。

「真冬の『寒冷合宿』開催を決めた中国は成果を見られるのか。3月に行われるサウジアラビア、オーストラリアとの対戦に注目が集まる」

 最下位の中国がパワーアップすれば、独走する日本以外の5チームがますます混戦になるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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