「疲れ果てた。選手たちは不満を…」W杯予選で“サウジ超え”のインドネシア、ベトナムに痛恨敗戦で韓国人指揮官は茫然。母国メディアは「恥をかかされた」 対戦国は痛烈皮肉「文句ばかりを言っている」

2024年12月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「選手たちがどれだけ疲れているのか想像もつかない」

W杯予選ではグループCで3位のインドネシア代表。(C)Getty Images

 北中米ワールドカップのアジア最終予選で、予想外の健闘を見せているのが、インドネシア代表だ。

 日本代表と同じC組で、FIFAランキングは最も低い125位ながら、格上のサウジアラビアから1勝1分で勝点4を奪うなど奮闘。6節終了時点で、得失点差でそのサウジを上回り、日本、オーストラリアに続く3位につけている。

 だが、国内の若手主体で臨んでいる三菱電機カップ(ASEAN選手権)では大苦戦。初戦はミャンマーに1-0で勝利したものの、第2戦でFIFAランキング186位のラオスと3-3で引き分けると、続くベトナム戦を0-1で落とした。

 インドネシアのメディア『suara』はこの結果を、「ベトナムがインドネシア代表に恥をかかせた」と報じている。
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 ラオス戦の後、「中3日ではだめ。選手たちを殺すようなものだ」と過密日程に怒りを露わにしていた韓国人のシン・テヨン監督は、ベトナム戦後にも7日間で3試合というスケジュールに不満をこぼした。

「監督の私でも、まだとても疲れていて、疲れ果てたと感じている。選手たちがどれだけ疲れているのか想像もつかない。選手たちは筋肉疲労がひどいと不満を言っている。非常に難しい」

 このコメントについて、『suara』は「海外メディアがシン・テヨンを厳しく批判。文句ばかりを言っている!」と題した記事を掲載。ベトナムのメディアが「この問題に直面しているのはインドネシアだけではない。この大会のタイトなスケジュールは今に始まったことではない」と非難したと伝えている。

 評価を上げていたシン・テヨン監督が、国内外からまさかの批判に晒されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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