「できれば『特別』とか付けて」遠藤保仁が“レジェンドジョーク”。コーチ1年目、役割は?「主に何ですかね…1番笑いは取った」

2024年12月10日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

J1歴代最多の672試合に出場

功労選手賞を受賞した遠藤氏(下段中央)。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは12月10日、横浜アリーナで年間表彰式「2024 Jリーグアウォーズ」を開催。遠藤保仁氏ら7人が功労選手賞を受賞した。

 現在44歳の遠藤氏は横浜フリューゲルス、京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)、ガンバ大阪、ジュビロ磐田と渡り歩き、J1歴代最多の672試合に出場し、103ゴールをマーク。歴史に残るキャリアを送った。

 屈指のレジェンドは「1番Jリーグで出ていますし、できれば(功労賞の前に)『特別』とか付けてほしかった」と笑いを誘ったうえで、濃密な現役生活をこう振り返った。

「26年間、選手として、Jリーガーとしてやれてきたことを誇りに思います。フリューゲルス、京都、ガンバ、ジュビロのどのクラブでも『チームのため』を第一に考えながらやっていたので、本当に素晴らしいプロとしてのサッカー人生だったと思いますし、胸を張れる数字も残せたんじゃないかなと。非常に満足しています」
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 昨季限りでユニホームを脱ぎ、今季から最も長くプレーしたガンバ大阪でコーチを務めている。自身の役割については、やはりユーモアを交え、次のように語った。

「(コーチとしての役割は)主に何ですかね...スタッフの部屋では1番盛り上げたと思います。1番笑いは取ったと思います。そういう見えないところから良い雰囲気ができたのかなと、個人的には思っています。

 選手とは、メンバー外の選手との接点が多かったので、『いかにモチベーションを落とさないか』とか、メンタル的なところもコントロールしたいなと思っていました。飽きない練習を心掛けてやっていたので、その部分は良い勉強になりました。選手はどう思っているか分からないですけど、ついてきてくれていたと思いますし、メンバーに行く選手たちともコミュニケーションを多く取れていたと思うので、その辺は良かったところだと思います」

 選手として一時代を築いたヤットは、指導者としても一握りの存在になれるか。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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