代表戦のリベンジはならず…。1-1ドローの神戸戦で、浅野が決定力不足を露呈

2016年06月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合終盤に迎えた1対1は、GKキム・スンギュにセーブされ…。

途中出場の浅野は、試合終盤の決定機をものにできず。代表戦のリベンジは果たせなかった。(C)J.LEAGUE PHOTOS

 J1リーグは6月11日、第1ステージ15節の9試合を開催。ノエビアスタジアム神戸で行なわれた神戸対広島は、1-1の引き分けに終わった。
 
 ホームの神戸は開始3分に先制点を許したものの、13分に右サイドからのクロスを受けたペドロ・ジュニオールが右足で沈めて同点に追いつく。後半はカウンターを軸にペドロ・ジュニオールやレアンドロが決定機を迎えたが、シュートは惜しくも枠を外れて勝ち越し点は奪えなかった。
 
 一方、3分にCKに合わせたピーター・ウタカのゴールで先制した広島は、そのピーター・ウタカにシャドーの柴﨑や宮吉が絡んでチャンスを創出。さらに、66分に途中出場した浅野も頻繁にエリア内に顔を出してゴールを脅かした。
 
 しかし、浅野はビッグチャンスをものできず。千葉のラストパスから放ったシュートは枠を外れ、試合終盤に迎えたGKとの1対1も、キム・スンギュにセーブされてゴールはならなかった。

 先日の日本代表対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦の決定機でシュートを打たずに横パスを選択した浅野は、試合後にそのシーンを悔いて涙を流した。その無念さを晴らす絶好の機会だっただけに、本人にとっても痛恨の決定機逸だっただろう。
 
 試合は結局1-1で終了。ともにチャンスを作り、どちらが勝ってもおかしくない内容の濃いゲームは、勝点1を分け合う結果となった。
 
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