【EURO2016】フランスを救ったパイエ「もの凄いプレッシャーがあった」と得点後の涙の理由を明かす

2016年06月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

ジルー「マルセイエーズに突き動かされた」

89分のパイエの得点に歓喜するフランス代表の面々。 写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 6月10日(日本時間6月11日)、EURO2016が開幕し、開催国のフランスがルーマニアに2-1で辛勝して開幕白星スタートを切った。

【PHOTO】華麗なる開幕セレモニー&開催国・フランスを救ったパイエ、涙の決勝ミドル!!
 
 ルーマニアの堅守を前に思うような攻撃が仕掛けられずに苦しんだフランス。それでも89分のディミトリ・パイエの決勝弾で何とか白星を挙げ、チームはホッと胸を撫で下ろしていることだろう。
 
 1ゴール1アシストでチームを勝利に導き、得点後には喜びの涙を流したパイエは試合後、その涙の理由を明かした。その他、先制点を決めたオリビエ・ジルーなど開幕戦勝利に安堵するレ・ブルー(フランス代表愛称)の面々のコメントを紹介する。
 
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ディミトリ・パイエ
「もの凄いプレッシャーとストレスを感じていたんだ。まさか今夜のようになるなんて誰かに前もって言われたって信じなかっただろうね。得点後は溢れだす感情を抑えることはできなかったね」
 
ディディエ・デシャン監督
「ルーマニアが簡単な相手ではないことは知っていた。開幕戦はカップ戦の決勝のようなもので、立ち上がり25分ぐらいまで我々は臆病だった。でも、前線の4選手が攻撃を機能させ初めてから私は手応えを掴んでいたし、パイエも見事だったね。自信をつける上で重要な一勝を挙げることができて私は満足しているよ」
 
エヌゴロ・カンテ
「簡単なゲームではなかったけど、とにかく結果を出せたことに満足しているよ。勝つために僕は最善を尽くしたつもりだし、今日のプレーは良かったと思う。これを継続していきたい」
 
オリビエ・ジルー
「とてもホッとしているよ。身体的にも、精神的にも厳しい試合だったけど、最後にパイエが決めてくれて本当に嬉しかった。あの大観衆の前でプレーするのは簡単ではないけれど、マルセイエーズ(フランス国歌)を聴いた時のことを思い出したら突き動かされたんだ。だから個人的にも得点を決められて良かった」
 
 
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