現地時間12月４日に開催されたスコットランドリーグ第15節で、古橋亨梧、旗手怜央、前田大然を擁する首位のセルティックは、２位のアバディーンと敵地で対戦。１－０で接戦を制し、勝点差を７に広げた。

　値千金の決勝点を叩き込んだのは、古橋、前田と共に先発した旗手だ。

　ゴールが奪えず、痺れる展開が続いていた78分、27歳の日本代表MFはペナルティエリア内でグレッグ・テイラーの浮き球パスに反応すると、胸トラップから素早く左足でシュート。鮮やかにネットを揺らし、均衡を破ってみせた。

　ファンや現地メディアから惜しみない賛辞が寄せられるなか、ブレンダン・ロジャーズ監督も大絶賛だ。
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　クラブ公式サイトによれば、指揮官は「素晴らしい勝利だ。最も難しいコンディションだった。激しい雨、風。両チームともベストを尽くした。自分たちのフットボールを心掛けたのだから、本当に誇りに思う」とチーム全体を称えたうえで、得点シーンに関して次のように語った。

「最終的には鮮やかなゴールを決めた。素晴らしいチームの動き、グレッグ・テイラーのワンダフルなパス、そしてレオが見事に仕上げた」

　好調を維持するスコットランド王者は、中２日で次節のハイバーニアン戦に臨む。その後にクロアチアに乗り込み、再び中２日で、ディナモ・ザグレブとチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第６節を戦う。過密日程ではあるが、旗手ら日本代表トリオはさらにインパクトを放てるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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