ペレと和解(?)のマラドーナ、EURO2016の優勝候補は「フランス、スペイン」

2016年06月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

敬遠の仲のふたりは互いに敬意を表し、握手や抱擁を交わした。

今なおサッカー界に多大な影響力を誇るレジェンド2人。イベントが一気に華やいだ。なお彼ら以外にも、多くの元・名選手が参加。 (C) REUTERS/AFLO

 6月9日(現地時間)、フランス・パリでEURO2016のオフィシャルタイムキーパーを務める腕時計ブランド「ウブロ」主催のスペシャルマッチが開催された。
 
 このイベントに、サッカーの"神様"ペレと"王様"マラドーナが参加。ともにチームを率いて5対5のミニゲームを行ない、マラドーナは監督ながら、途中からプレーも披露した。
 
 サッカー界のレジェンドである2人は、敬遠の仲といわれ、以前から激しい舌戦を繰り広げてきたが、今回は互いに敬意を表する言葉をかけ合い、抱擁や握手をかわすなど、終始、フレンドリーな雰囲気を醸し出していた。
 
 スペインの『MARCA』によれば、マラドーナは間もなく開幕するEURO2016について「フランスに注目している。それからスペインも優勝候補だ。テストマッチ(ジョージアに0-1で敗戦)なんて問題じゃない。大事なのは本大会だ」と語った。
 
 また、同じくスペインの『AS』によると、クリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル)、エデン・アザール、ケビン・デ・ブルイネ(ベルギー)、ウェイン・ルーニー(イングランド)、アンドレス・イニエスタ(スペイン)を「テレビの前で座って見たい選手」としている。
 
 現在、アメリカでコパ・アメリカ・センテナリオを戦っている母国アルゼンチンの代表と、テストマッチでの負傷でチリとの第1戦を欠場したリオネル・メッシについては
「メッシは間もなくプレーするだろう。アルゼンチンはこの大会を勝てると思う」と語った。
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