「不当に扱われ、笑顔を失った」イングランド代表ベリンガム、EURO後の批判に不満を吐露「フェアじゃない。一線を越えている」

2024年11月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スケープゴートにされたみたいに感じた」

EURO後のバッシングについて言及したベリンガム。(C)Getty Images

 注目されるのは避けられない。だが、度を越えた扱いには納得がいかないだろう。

 レアル・マドリーに所属するイングランド代表のジュード・ベリンガムが、EURO2024や大会後の自身の扱われ方に対する不満をのぞかせた。

 イングランドはEUROで2大会連続の決勝進出を果たしたものの、ファイナルでスペインに敗れて悲願のタイトル獲得に至らなかった。ベリンガムはセルビアとの初戦やスロバキア戦でゴールを決め、チームに貢献したものの、批判の声に納得がいかなかったようだ。

 英公共放送『BBC』によると、ベリンガムは「EUROの後はイングランド代表でプレーするのに笑顔を失っていた。自分が貢献したことと比べ、少し不当な扱いをされたと感じていたからだ」と話した。

「(今は)笑顔が戻った。少し僕に対して厳しかったと思う。スケープゴートにされたみたいに感じた。何度か素晴らしい瞬間に貢献したと思っていたんだよ。でも、全世界が自分に崩れかけてきたかのようだった。特に決勝後の3日間はね。良い気分ではなかった」
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 また、ベリンガムは大会中にメディア応対を拒んだとの報道について、「記者が家族に会いに行ったんだ。祖父母にね」と述べている。

「フェアじゃないと思う。リスペクトの一線を越えているよ。個人的にちょっと思うことがあって、僕をリスペクトしていないように思える人たちと会見で話すより、サッカーに集中し、それで語ろうと決めたんだ」

「僕にとっては家族が優先だ。祖母は夏の間ずっと家から出たがらなかったくらいだよ。僕がコミュニケーションをとって、みんなに状況を理解してもらうべきだったのかもしれない。でも、もっと個人的なことであり、僕は黙っていることにしようと決めたんだ」

 スポットライトが当てられ、その一挙手一投足を騒がれるのは、ビッグネームの宿命かもしれない。だが、主役である選手たちに対する敬意が不可欠なのは間違いないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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