現地11月15日に開催される北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第５節で、日本代表はインドネシアと敵地ジャカルタで対戦する。

　この一戦に向けて、会場となるゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで行なわれた日本代表の前日会見終了後に、驚きの光景を目にした。

　登壇した森保一監督とキャプテンの遠藤航が会見場を後にしようとすると、清水エスパルスのユニホームを着たインドネシアの男性記者とリバプールの遠藤のユニホームを手にした女性記者が２人にサインを要求したのだ。

　後者は日本代表キャプテンのサインを首尾よくゲットしていたが、昔の日本代表ユニ（カズの11番）など複数のシャツを持っていた前者はスタッフに阻止され、失敗に終わっていた。
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　ちなみにその男性ジャーナリストは、インドネシアメディア『detik』のムハンマド・ロッバーニ記者で、前日の日本代表の練習もヴェルディ川崎（現・東京ヴェルディ）のユニホームとジャージを来て取材。「日本のサッカー、特に昔の日本のサッカーが大好きなんですよ」と語っていた。

　日本サッカーへの愛が溢れるばかりに、対戦国の記者が敵将と相手選手にサインを要求するという"異例の事態"となった。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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