「ミトマとのバトルで不安定。ペップを怒らせた」痛恨4連敗のマンC、三笘薫と対峙した主将に酷評相次ぐ!「ひどい」「あまりに遅かった」

2024年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「万全の調子からほど遠いようだった」

三笘(手前)とのマッチアップで後手に回ったウォーカー(奥)。(C)Getty Images

 まさかの4連敗は世界を驚かせている。キャプテンにも批判の声が寄せられた。

 11月9日に行われたプレミアリーグ第11節で、マンチェスター・シティは三笘薫が所属するブライトンに敵地で1-2と敗れた。前半に先制しながら、後半にホームチームの反撃に遭い、終盤に立て続けの2ゴールを許して逆転負けしている。
 
 これでシティはジョゼップ・グアルディオラ監督にとって初となる公式戦4連敗。近年は圧倒的な強さを誇ってきたチームが、まさかの急降下だ。

 ブライトンの同点弾は、左のスペースを突いた三笘のクロスから生まれた。日本代表アタッカーにそれを許したかたちのカイル・ウォーカーには、厳しい評価が下されている。
【動画】三笘の絶妙トラップ→アウトサイドクロスが起点!シティ主将が酷評されたブライトンの同点弾
『Daily Express』は、採点記事でウォーカーに5点をつけ、「同点弾のビルドアップでミトマのクロスを阻むのに対応があまりに遅かった」と指摘。さらに、『Daily Mail』紙は4点と酷評した。

「ミトマとのバトルで何度か不安定なところがあった。万全の調子からほど遠いようだった。後半には近くに誰もいないなかでポゼッションを失い、グアルディオラを怒らせた場面も。ひどいシーズン」
 
『Manchester City News』によると、ウォーカー自身は「今こそ、選手たちが本物の気質を出すところを見たい」と、スランプ脱出のためにチーム全員が闘志を出さなければいけないと述べている。

「勝ち続け、支配を続けてきたこの8年はすべて良かった。だが、今は厳しい。僕たちがベテランとしてまだ来て間もない選手たちを引っ張り、クラブの基礎を見せなければいけない。僕たちはこの8年でその基礎を築いてきた」

「この嵐を乗り越え、インターナショナルブレイク後に良い状態で戻り、シーズンの重要な時期に備えなければいけない。トンネルの終わりに光は見えてくるだろう。プレミアリーグ優勝はこの時期で決まる者じゃないと思う。この時期で失うものでもない」

 シティは23日、リーグ次節でトッテナムと対戦する。公式戦4連敗のひとつ目を喫した相手だ。ウォーカーとチームはインターナショナルウィークをはさみ、調子を取り戻すことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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