被爆71年、長崎とヒュンメルが平和祈念ユニホームを発表

2016年06月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

町田、金沢、愛媛とのホームゲーム3試合限定で着用。

 1945年の原爆投下から71年目を迎えた今年、長崎とヒュンメルが平和を祈念したユニホームを作成した。このユニホーム作成は、広島市と長崎市への原爆投下から70年目を迎えた昨年からの試み。今年も引き続き平和を訴えるべく、長崎のホームゲーム3試合で着用される。
 
 昨年は日本だけでなく、欧米のメディアでも紹介され、「子どもと一緒に平和について考えるきっかけになった」、「戦争について考える日が一日増えた」という前向きな声が多く届いたという。

 また、現役時代に広島でもプレーした高木琢也監督は、「昨年に引き続き、ホームゲームにおいて『平和祈念ユニホーム』を着用することとなりました。このユニホームを着用してプレーする姿を見て、ひとりでも多くの皆さまに平和への思いを深めていただき、これからの世代へ平和の尊さを伝えていくことができればと思います」と語った。
 
 平和祈念ユニホームは、長崎を人類最後の被爆地とする"ナガサキ誓いの火"が灯された『ナガサキ誓いの火・灯火台』をモチーフとし、昨年に引き続き長崎の平和のシンボルである『平和祈念像』がデザインされている。同ユニホームは、7月31日(日)の町田戦、8月14日(日)の金沢戦、および8月21日(日)愛媛戦のホームゲーム3試合限定で着用される。
 
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