「キム・ミンジェはミスが習慣」スーパークリアも自作自演? 韓国代表DFへの止まない批判に母国メディアは愕然「なぜそんなに嫌うのか?」

2024年10月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ポジショニングは依然として問題だ」

完封勝利に貢献しても批判を浴びたキム・ミンジェ。(C)Getty Images

 バイエルンのCBキム・ミンジェがまたまたバッシングを受けている。

 これまでも何かにつけて厳しい批判に晒されてきた韓国代表DFは、10月27日に開催されたブンデスリーガ第8節のボーフム戦でも、チームが5-0の完勝を収めたにもかかわらず、批判の対象となった。

 しかも、開始8分にはスーパープレーも披露している。ハーフウェーライン付近にポジションをとっていた自身の背後をスルーパスで突かれるも、相手FWモーリッツ・ブロシンスキを全速力で追走。GKマヌエル・ノイアーの脇を抜くシュートを、ゴールラインぎりぎりでクリアしたのだ。

 それでも、SNS上では、称賛とともに、「スルーパスに全く準備せず簡単に背後取られたのが問題」「自分でやらかして自分で防いだ」「ミンジェの自作自演みたいになった」といったネガティブな声が上った。
【動画】「自作自演」との声も出たキム・ミンジェのスーパークリア
 そんななか、韓国メディア『スポーツ朝鮮』は、「キム・ミンジェをなぜそんなに嫌うのか?『キムのミスが習慣』。クレイジータックルと無失点にもかかわらず辛辣な批判が絶えない」と報道。ドイツメディアから、次のような批判が出ていると伝えた。

「キム・ミンジェのポジショニングは依然として問題だ。彼は守備で判断を誤ることが多かった。一見、ミスは許される。選手は新しいシステムでミスを犯すことがある。しかし、キム・ミンジェのプレーはミスではなく、もはや習慣のようだ」

「キム・ミンジェは結局ゴールを阻止したが、バルセロナのような優れたチームにはそういうピンチすらない。バイエルンは守備の穴を埋める必要がある。そうでなければ、将来罰せられることになるだろう」

『スポーツ朝鮮』は「キム・ミンジェはこの日、守備のポジショニングで大きな問題は起こさなかったが、厳しい批判にさらされた」と嘆いた。

 必要以上に攻撃を受けていると考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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