［北中米W杯アジア最終予選］日本 ２－０ サウジアラビア／10月10日／キング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム

「え？嘘だろ？」と目を疑ってしまった。

　現地10月10日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第３節で、日本代表はサウジアラビアとアウェーで対戦。鎌田大地と小川航基のゴールで、難敵相手に勝利を収めた。

　驚いたのが、81分にCKから小川がヘディングで決めた２点目の後の出来事だ。

　なんと記者席の後方にいたサウジアラビアのある男性記者が、首を振りながら席を立ってしまったのだ。
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　ファンならいざ知らず、取材をしに来ているのだから、事情はどうあれ最後まで試合を見届けるのが筋だろう。

　その後も取材エリアや記者ルームでも見かけなかったから、どうやらスタジアムを後にしてしまったようだ。

　不甲斐ないサウジアラビア代表への怒りだったのか。いずれにしても、２点目が決まったら、日本の勝利は確実。そんな雰囲気が、会場に漂っていたのは確かだ。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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