“攻撃的3バック”の呼称に森保監督が見解「それはみなさんが表現されていることで、守備の部分を要求しトレーニングを積んでいます」

2024年10月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「良い守備から攻撃につなげる、今日も選手たちが実践してくれた」

完成度を高めている3-4-2-1システム。森保監督は攻撃だけを強調しているわけではないと語る。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 6月シリーズから3-4-2-1システムを採用する森保ジャパン。両ワイドにアタッカータイプを配置するのが特長で、"攻撃的3バック"との呼び名も定着しつつある。

 9月に始まった北中米ワールドカップのアジア最終予選でもこの布陣で戦い、中国(7-0)とバーレーン(5-0)に勝利。現地10月10日に行なわれた敵地でのサウジアラビア戦でもシステムは変わらず、2-0で勝利した。

 サウジ戦後の会見で報道陣から"攻撃的3バック"の守備面の成果を問われると、指揮官は次のように自身の考えを述べる。
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「攻撃的3バックということについては、それはみなさんが攻撃的3バックという表現をされているということで、選手の特長を考えると、攻撃に特長がある選手が多いですけど、チームでの戦術として、タスクとしては、守備の部分を要求して、トレーニングを積んでいます。選手たちも守備から入るというチームの戦い方を、押されて難しい戦いのなかでも今日、発揮してくれたかなと思っています」

 攻撃を特別に強調しているわけではなく、守備も重視している。過去2戦と同様に、サウジ戦もクリーンシートを達成。森保監督は「攻撃、攻撃という意識はなくて、良い守備から攻撃につなげるということ、今日も選手たちが実践してくれたと思っています」と試合を振り返った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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