「本当にこの男を手放したいのか」「マシンだ」ライバルも拍手!遠藤航の “渾身タックル”に現地喝采!「他のMFと違う。大きな助けになる」

2024年10月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あのタックルはオレたち全員のものだ!」

短い時間でインパクトを残した遠藤。(C)Getty Images

 ようやく手にしたプレミアリーグでの出場時間は、わずか1分とアディショナルタイムだけだった。それでも、ピッチに立てば献身的な働きを見せる。それが遠藤航だ。その姿勢は、確かに一部からの称賛を集めている。

 10月5日に行われたリーグ第7節のクリスタル・パレス戦で、遠藤は終了間際の89分から途中出場。立ち上がりに先制点をあげたリバプールが1-0で逃げ切るのに貢献した。

 アルネ・スロット新体制で出場機会を失い、今季は出番がほとんどなく、指揮官から呼ばれる際も終了間際になってからという遠藤。だが、日本代表キャプテンはそのプロフェッショナルな姿勢を崩さず、監督や周囲から賛辞を寄せられている。

 パレス戦でのあるプレーも同様だ。相手のカウンター発動を阻むタックルに、ポジションを争うライバルからも敬意が払われた。専門サイト『LIVEPOOL.COM』によると、遠藤がボールを奪うや、ライバルでもあるライアン・フラーフェンベルフが力強い拍手で称えたという。
【動画】称賛を浴びた遠藤のスライディングタックル

 さらに、SNSでも話題になったこのシーンには、ファンからもメッセージが寄せられた。

「他のMFと違う。これこそ彼だ。こういう試合で大きな助けになるだろう」
「エンドウはリバプールのためにプレーしたいと望んでいる。自分にとってはそれだけで十分だ。あのタックルはオレたち全員のものだ!」
「派手なブラジル人のようじゃないからというだけで、本当にこの男を手放したいのか。ベンチスタートからああやって必要なときに中盤で次々とボールを奪い返す助けになる選手をどれだけ知っている? エンドウはマシンだ」

 あまりの出場機会の少なさから、1月の去就を騒がれている遠藤。一方で、このようにピッチに立てばリバプールで賛辞も寄せられている。献身的な姿勢を保つ日本代表キャプテンは、これからどのような道を選ぶのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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