元リーズDFが田中碧に期待を寄せた。地元メディア『Leeds United News』が伝えている。

　リーズは現地10月１日、チャンピオンシップ（イングランド２部）の第８節でノーリッジと対戦し、１－１でドロー。この一戦で田中は、加入後初の先発出場を飾った。

　ボランチの一角で出場した田中は、得点に絡むことはできなかったが、果敢にボールを引き出して攻撃にリズムを創出。上々のパフォーマンスを披露した。

　同メディアはそんな26歳MFのプレーを「試合はなかなか動かなかったが、田中は上手くキープし、ボールを回しながら身体を張ってプレーした」と評価。そのうえで、クラブのOBであるジョン・ニューサム氏のラジオでのコメントを紹介した。
【動画】田中碧が存在感！ リーズ対ノーリッジのハイライト
 

「田中はまずまずだったと思う。少し後ろ向きや横向きになりすぎたかもしれないが、ボールをキープしていたし、それが彼のプレーだ。彼がどこから来たのかが分かる。

　我々の調子を保ってくれたが、（ジョー・）ロズウェルのようにもう少し探究し、前向きにプレーしてほしい。だが、彼はロッカールームに座って、フルデビューに満足しているだろうし、彼にはまだまだ期待できる」

　今季、ここまでは途中出場が続いていたが、キャプテンのMFイーサン・アンパドゥが負傷離脱した影響もあり、今後も出番が回ってきそう。田中はこのチャンスを活かせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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