「カマダが苦戦を続けている」まさかの開幕6戦未勝利のパレス、“愛弟子”鎌田大地がスケープゴートに。「彼がボールを失い、チームは苦労した」

2024年09月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

ダブルボランチの一角で先発

エバートン戦では失点に絡んでしまった鎌田。(C)Getty Images

 昨シーズンに10位フィニッシュを果たしたチームが、まさかの不調に苦しんでいる。

 鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは現地9月28日に開催されたプレミアリーグの第6節で、エバートンとアウェー対戦。1-2で敗れ、開幕6戦勝ちなし(3分け3敗)となった。

 ダブルボランチの一角で先発した鎌田は、セットプレーから奪った先制点に絡んだものの、自身のパスをカットされたところからカウンターを浴び、同点ゴールを許す要因となってしまった。
【動画】鎌田のパスがカットされ…痛恨の失点関与
 カップ戦では1ゴール・2アシストをマークしているものの、プレミアリーグでは精彩を欠く日本代表MFについて、クリスタル・パレスの専門サイト『WE ARE PALACE』は「攻撃的MFであるカマダが苦戦を続けていることから、彼に対する懸念は確実に高まり始めている」と伝えている。
 
「試合が進むにつれてカマダはボールを失い始め、パレスはチームとしてホームチームからのプレッシャーに対処するのに苦労した」

 同メディアは、ファンからも不満の声が上っているとしつつ、「カマダはエバートン戦で7回ボールを失い、パス成功率は85%で、キーパスは1本だけだった。パレスは夏にオリーセがバイエルンに移籍して以降、創造的な推進力を必要としており、カマダは遅かれ早かれ成長する必要がある」と続けている。

 オリバー・グラスナー監督の愛弟子であり、バイエルンに去ったマイケル・オリーセの後釜として期待が大きかったこともあるのだろう。スケープゴートにされてしまっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「あの監督は絶対に無理」「一緒に練習させてもらえないとか…」鎌田大地、フランク2年目で退団決意→ジェノア移籍目前で"破談"した過去を告白!冷遇された指揮官がまさかの豹変「えぐい手のひら返し」
 

次ページ【動画】鎌田のパスがカットされ…痛恨の失点関与

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事