【CL決勝】マドリーを牽引した「BBC」が語る「ウンデシマ」の喜び

2016年05月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最後のPKは自分が蹴るつもりだった」――C・ロナウド

決勝ではアトレティコの堅守に苦しみながらも、ビッグイヤー奪取の主因となったのはやはり『BBC』の存在が大きかった。

 5月28日(現地時間)、レアル・マドリーはチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝でアトレティコ・マドリーをPK戦の末に下し、11度目の欧州制覇を果たした。
 
 前線トリオ「BBC」にとっては2度目の歓喜となったが、ベイルがS・ラモスの同点弾をアシストした他、試合を通して効果的なプレーを披露したのに対し、C・ロナウドはプレーにいつもキレが見られず、ベンゼマは存在感が薄いまま77分で交代退場を強いられた。
 
 個々の出来には違いがあったものの、タイトル獲得の喜びに違いはない。「ウナデシマ(11度目の優勝)」を果たした偉大な前線のスーパースターは、以下のような優勝コメントを残している。
 
ガレス・ベイル
「クラブとファンにとって、素晴らしい旅になったと思う。偉大な戦いをしてくれた彼ら(アトレティコ)を思うと少し申し訳ないけど、僕らが最終的に勝つことができて良かった。これからもこのタイトルを維持していきたいね」
 
カリム・ベンゼマ
「最高だよ! とても難しいシーズンだったけど、最後まで戦った僕らは、団結を示せたと思う。本当に誇りに思うし、今はもう少しだけ幸せを噛みしめていたいよ」
 
クリスチアーノ・ロナウド
「決勝戦はいつだって難しいものであり、僕らは多くの犠牲を払ってきた。最後のPKは自分が蹴るつもりだったし、決める自信があったんだ。PKというのはいつも宝くじのようなものだけど、僕らには経験があったからそれが活きた。今は全てのマドリー・ファンとこの幸せを共有したいね」
 
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