「日本人プレミアリーガー最悪の苦難」韓国メディアが独自のレポート掲載「プレーできない主将、行方不明のCB、不調の新人エース」

2024年09月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

菅原由勢は「日本の希望」

世界最高峰のプレミアリーグに身を置く(左から)遠藤、冨安、鎌田。(C)Getty Images

 プレミアリーグ開幕から約1か月が経過。各クラブがカップ戦を挟みながら、5節を消化した。日本代表選手に目を向けると、いずれも際立った成績を残せていないのが現状だ。

 特にそれぞれリバプール、アーセナルというビッグクラブに在籍する遠藤航と冨安健洋は、序列低下と怪我でピッチに立てていない。

 巻き返しが求められるなか、韓国メディア『スポーツ朝鮮』が「日本人プレミアリーガー最悪の苦難の時代。プレーできないキャプテン、行方不明のセンターバック、不調の新人エース」と題した記事を掲載。まず、遠藤航、冨安健洋、鎌田大地について、次のようにレポートしている。

「遠藤はリバプールで出場時間を確保できていない。ユルゲン・クロップ監督体制で重用された昨季とは正反対の状況だ。今季はわずか2分しか出場していない。ライアン・フラーフェンベルフの急成長と相まって、遠藤は時間消化用の交代要員に成り下がった。キャプテンがこのままプレーできないのであれば、日本代表は困った事態になるだろう。

 冨安の状況はさらに深刻だ。出場機会を得たくても得られない。怪我だからだ。問題は復帰時期の見通しすら出ていない点だ。彼が負傷で苦しんでいる間、アーセナルではユリエン・ティンベルなど新しい競争相手が良い活躍を見せている。冨安が戻ったとしても、ミケル・アルテタ監督の信頼を取り戻せるかどうかは未知数だ。

 今夏、恩師の呼びかけでEPLに参戦した鎌田の状況も良くない。鎌田はクリスタル・パレスで、フランクフルト時代に師事したオリバー・グラスター監督と再びタッグを組んだ。フランクフルトで良い活躍を見せたので、上手く適応するように思えたが、開幕5戦で攻撃ポイントはゼロ。5試合のうち3試合で先発したものの、存在感が全くなかった」
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 一方で、サウサンプトン1年目で先発を続ける菅原由勢は、「すぐに主力に躍り出た。日本の希望」と表現。ブライトン3年目の三笘薫と合わせ、独自のサムライレポートをこう締め括っている。

「菅原はEPL初ゴールもすぐに決めた。問題はチーム状況だ。サウサンプトンは1分4敗でシーズンを開始し、早くも降格の話が出ている。ブライトンの三笘はレギュラーを担っているが、ピーク時ほどの破壊力は発揮できていない」

 日本人プレミアリーガー5選手は、まだ序盤のここから地位を向上できるか。海外メディアも無視できない、圧倒的な活躍を期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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