「ミナミノはディアスよりも良かったのかもしれない」リバプールは南野拓実の実力を見誤った? 英メディアが主張「もっと多くのことをやれた」

2024年09月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「タレントが多かったことで羽ばたけなかった」

リバプール時代の南野とディアス。(C)Getty Images

 リバプールはプレミアリーグ前節でノッティンガム・フォレストを相手に今季初黒星を喫した。だが、続くチャンピオンズリーグ開幕戦ではミランに敵地で快勝している。

 アルネ・スロット監督の手腕が称賛されるなか、『FootballFanCast』は9月20日、リーグ前節で精彩を欠いたルイス・ディアスが飛躍するか注目されると報じた。

 同メディアは、ディアスが加入してから103試合で27得点、14アシストを記録していると紹介。1試合あたりの得点関与は1.40と、2022年夏まで在籍したサディオ・マネの1.60に及ばないと指摘し、今季はスロットの下で好発進したが、好不調の波がある選手と評している。

 そのうえで、FootballFanCastは、コディ・ガクポやディオゴ・ジョッタ、新加入のフェデリコ・キエーザといった選手たちがいるとし、「スロットはサイドに十分な選択肢があると感じているだろう」と報道。だが、「これはミナミノの売却を想起させる」と、南野拓実のリバプール時代を回想した。

 同メディアは、南野が「決してマージーサイドで定着できず、だが退団してからはルイス・ディアスを上回るかもしれない活躍を見せている」と紹介。リバプールでは「おそらく、シンプルにタレントが多かったことで羽ばたけなかった」としつつ、モナコでは2年目から活躍中と伝えた。
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「移籍してからミナミノはモナコで力をつけている。1年前は1得点と印象を残せず、当初は失敗とも評された。だが、昨季は先発出場わずか25試合で9得点、6アシストと卓越。『FBref』によると、ポジション別で1試合あたりの得点は上位8%、アシストは15%入り。今季は4試合で先発出場3試合の1得点だが、平均2.8本のキーパスも記録している」

 FootballFanCastは「ここ1年ほどのミナミノは、ディアスよりも良かったのかもしれない」と報じた。

「いずれにしても、ミナミノは好選手だ。そして移籍してから、リバプールでもっと多くをやれたことを示している」

 もちろん、「たられば」に意味はない。だが、考える人も少なくないのではないだろうか。移籍するタイミングが違っていたら、リバプールにおける南野のキャリアも違うものになっていたかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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