オランダリーグのヤン・デ・ヨングCEOが、プレミアリーグの名門を率いるオランダ人指揮官、アルネ・スロット（リバプール）とエリク・テン・ハーフ（マンチェスター・ユナイテッド）について語った。英メディア『talkSPORT』が伝えている。

　スロットは今夏にフェイエノールトからリバプールへ、テン・ハーフは一昨夏にアヤックスからユナイテッドへ活躍の場を移した。両者は今季の３節で早速顔を合わせており、その際は日本代表のキャプテン遠藤航も所属するリバプールが、アウェーにもかかわらず３－０で圧勝した。

　テン・ハーフには解任の噂がつきまとうなか、デ・ヨングCEOはルイス・ファン・ハール元ユナイテッド監督の発言にも触れ、自身の見解をこう示した。

「テン・ハーフはとても良いスタートを切ったと思う。ただ、ファン・ハールが言ったように、最近のマンチェスター・ユナイテッドは率いるのがとても難しいチームだ。テン・ハーフもその問題を抱えていると思うが、彼は非常に高いレベルのテクニカルトレーナーだ」
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　デ・ヨングCEOは「でも...」と続ける。前フェイエノールト監督はより印象的に映っているようで、「アルネ・スロットは特別な存在だ」と絶賛した。

「非常に知的で、英語が上手で、ゲームをとてもとてもよく理解している。彼はセンセーションを巻き起こすと思うよ。まだどうなるか分からないけど、彼は同世代で最も偉大な監督の１人になるために必要なものを全て持っている」

　スロットは偉大な名将ユルゲン・クロップの後任という、とてつもない重圧を担うも、唯一の無失点でプレミアリーグ開幕３連勝を果たしている。現地時間９月17日には、ミランとのチャンピオンズリーグ初戦が控えるなか、勢いを加速させ、新体制１年目で栄光を掴めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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