相手DF陣にいかに自由に蹴らせないか――。武藤は「前線3人のプレッシャーのスピード」を重視。
柏木は「相手にロングボールを蹴らせないこと」をベスト8進出に向けたポイントに挙げた。写真:SOCCER DIGEST
浦和は5月25日午後7時半から、ソウルワールドカップ競技場で、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦・FCソウル戦のセカンドレグを行なう。ファーストレグを1-0でモノにしている浦和だが、司令塔の柏木陽介は「ロングボールを蹴らせないこと」をベスト8進出のポイントに挙げた。
「1点取れれば、浦和が優位に立てる。ただ、そういった状況になれば、(FCソウルは)ロングボールを蹴ってくる。そこは考えておかなければならない」
(柏木自身の状態は?)コンディションもプレーの質も良く、落ち着いてできている。あとは、どれだけ前に絡めるか」
FCソウルは第1戦、基本的にはパスサッカーを展開し、終盤の約20分間に戦術を切り替え怒涛のパワープレーを仕掛けてきた。今回も浦和がリードを保つ展開が続けば、FCソウルは前線の個の力を生かそうと、捨て身のロングボール重視の攻撃を仕掛けてくるはずだ。柏木はそこで、いかに対応するかをポイントに挙げた。
そのパワープレーでねじ伏せようとしてきた際、浦和の背番号10が重要だと強調したのが「しっかり前からプレッシングに行くこと」だ。
「ヘディングで後ろが勝つこと以上に、(FCソウルDF陣に)ボールを自由に蹴らせないほうを心掛けたい」と"ソウル攻略法"を挙げていた。
また、前日練習で軽快な動きを見せていた武藤雄樹は、「前線3人のプレッシャーのスピードが重要になる。ボールを奪ったあと、すぐにゴールを決められるように素早く判断したい」と、柏木と同様に「プレッシング」が鍵を握ると強調していた。
また、「みんなで『必ず勝って帰ろう』と声を掛け合っている。1点が命取りになることは心に留めておき、一つひとつのプレーに集中していく」と気を引き締めていた。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
「1点取れれば、浦和が優位に立てる。ただ、そういった状況になれば、(FCソウルは)ロングボールを蹴ってくる。そこは考えておかなければならない」
(柏木自身の状態は?)コンディションもプレーの質も良く、落ち着いてできている。あとは、どれだけ前に絡めるか」
FCソウルは第1戦、基本的にはパスサッカーを展開し、終盤の約20分間に戦術を切り替え怒涛のパワープレーを仕掛けてきた。今回も浦和がリードを保つ展開が続けば、FCソウルは前線の個の力を生かそうと、捨て身のロングボール重視の攻撃を仕掛けてくるはずだ。柏木はそこで、いかに対応するかをポイントに挙げた。
そのパワープレーでねじ伏せようとしてきた際、浦和の背番号10が重要だと強調したのが「しっかり前からプレッシングに行くこと」だ。
「ヘディングで後ろが勝つこと以上に、(FCソウルDF陣に)ボールを自由に蹴らせないほうを心掛けたい」と"ソウル攻略法"を挙げていた。
また、前日練習で軽快な動きを見せていた武藤雄樹は、「前線3人のプレッシャーのスピードが重要になる。ボールを奪ったあと、すぐにゴールを決められるように素早く判断したい」と、柏木と同様に「プレッシング」が鍵を握ると強調していた。
また、「みんなで『必ず勝って帰ろう』と声を掛け合っている。1点が命取りになることは心に留めておき、一つひとつのプレーに集中していく」と気を引き締めていた。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)