「なんなんでしょうね、あれは。上手いし、強いし。しかも、あの人、ジャンプしながらボールも相手も見るんです。凄いなと思って」

　これは、ガンバ大阪のCB中谷進之介が27節のヴィッセル神戸戦で大迫勇也とマッチアップした時の感想だ。空中戦でボールだけでなく自分の動きまで捉えられている感覚は、「初めてだった」（中谷）。

　中谷は大迫の凄さを次のように解説する。
 

「背は高くありませんが、ジャンプのタイミングと到達点に行くまでのスピードが凄いです。そのうえで相手も見ながらプレーできますからね。そもそもポジショニングが嫌らしいし、ボールをしっかりと扱う技術もあります」

　そんな大迫とマッチアップするのは「なかなか難しいです」（中谷）。DFの言葉だからこそ、大いに説得力がある。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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