【熊本】震災後初の勝点獲得はならず。代替地の日立台で水戸に敗戦

2016年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

巻の奮闘も実らず。熊本の次節はノエビアスタジアム神戸で開催。

前線で奮闘した巻(36番)。身体を張ったファイト溢れるプレーでチームを鼓舞した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 熊本地震の影響で本拠地のうまかな・よかなスタジアムが使用できない熊本は、5月22日にJ2・14節の水戸戦を代替地の日立柏サッカー場で開催した。
 
 活動再開後初のホームゲームとなるこの試合は『熊本とともに。~熊本地震復興支援マッチ~』として行なわれ、熊本出身の水前寺清子さんが、熊本応援イメージソング「HIKARI~輝く未来へ~」を歌うなど、様々なイベントが開催された。
 
 試合は互いに守備が固く、決定打が生まれないまま時間が経過。熊本は68分に鈴木、72分に黒木を投入して1点を狙いに行ったが、チャンスを作り出すには至らない。すると81分、水戸の三島に先制点を奪われてしまう。

 その後、熊本は3枚目の交代カードとしてFWアンデルソンを送りこんだが、反撃は実らず0-1で敗戦。震災後初の勝点獲得は次節以降に持ち越しとなった。

 その次節・15節では、町田と対戦。試合は5月28日にノエビアスタジアム神戸で行なわれる。
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