箕輪、ジュニーニョ、西山、鈴木の4人がゴールを叩き込む。
試合では、ジュニーニョ(10番)や中西(14番)らレジェンドがマッチアップした。 写真:滝川敏之
川崎のレジェンドたちが一堂に集結した。5月14日、等々力競技場にて川崎フロンターレ20周年記念の「OBドリームマッチ」を開催。サポーター投票で選出された名手たちが2チームに分かれて対戦した。
川崎20周年記念「OBドリームマッチ」/中西哲生セレクト「チーム誰かに合わせてくるぞ(DAK)」
川崎20周年記念「OBドリームマッチ」/伊藤宏樹セレクト「チームソルト」
チームを代表して中西哲生と伊藤宏樹がドラフト会議に参加し、OBドリームマッチ当日のチーム分けを決定。中西哲生セレクトは「チーム誰かに合わせてくるぞ(DAK)」、伊藤宏樹セレクトは「チームソルト」(※メンバー分けは表を参照)。
チーム名の「誰かに合わせてくるぞ」は、99年当時、川崎を指揮していた松本育夫監督の名言(迷言?)が由来だ。相手CKの際、ベンチで戦況を見守っていた松本監督が思わず「誰かに合わせてくるぞ!」と叫んだという。そんなエピソードから生まれたチーム名は、いかにも川崎らしい。一方で「ソルト」の由来は、ゴールド会員であり川崎華族の関根さんが推薦した塩川選手が由来だ。
ジュニーニョ、ジェシ、アウグストらチームを彩ったブラジル人に加え、箕輪義信・寺田周平・伊藤の川崎山脈も復活。サポーターから大きな声援が送られ、華麗なプレーにどよめきが起き、懐かしいプレー姿に温かい笑いも生まれた。
チーム誰かに合わせてくるぞ(DAK)は鈴木達矢がゴールを決めた一方、チームソルトは箕輪、ジュニーニョ、西山貴永がシュートを叩き込む。後半に計4ゴールが生まれた試合は3-1でチームソルトが勝利した。