なでしこジャパンのパリ五輪は、ベスト８で幕を閉じた。

　現地８月３日に行なわれた準々決勝で、日本はアメリカと対戦。スコアレスで迎えた105＋２分、トリニティ・ロッドマンのゴールで先制を許し、その後の反撃も実らず、０－１で敗れた。

　守勢に回る時間帯は長かったが、自分たちのリズムで攻撃を組み立てる場面も、得点するチャンスもあった。だが、決め切ることができなかった。
【厳選ショット】120分にわたる死闘の末アメリカに敗れる… なでしこジャパン、パリ五輪をベスト８で去る｜パリ五輪 準々決勝 日本女子０－１アメリカ女子

　このアメリカ戦を前に、「明日はなでしこジャパンをみんなで応援しましょう！」と自身のXで発信していた元日本代表の前園真聖氏は、試合中も「中盤でゲームコントロールできればチャンスは必ずしもある」「植木はスピードがあるし１対１で仕掛けられる」などと投稿。エールを送っていたなかで、次のような見解も示した。

「最後のシュートの場面で素直すぎる。キックフェイントかフェイクがあれば相手を剥がせる」

　相手ゴールに迫ることはできていた。だが、あと一押しが足りず。12本のシュートを放つも、枠内はわずか１本で、ブロックされたのは４本。フィニッシュで課題が見られた試合だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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