【J1】大久保が同点&逆転弾で通算165ゴール!350試合出場の節目に自ら花を添える

2016年05月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

エースの活躍で逆転勝利。川崎が浦和を抜いて暫定首位に浮上。

PKで同点弾を沈め、ループシュートで逆転弾。大久保が2ゴールを挙げて首位浮上に大きく貢献した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは5月14日、第1ステージ12節の6試合を開催。等々力陸上競技場で行なわれた川崎対神戸は、3-1で川崎が勝利した。
 
 川崎は前半のアディショナルタイムに先制点を許しものの、後半になると攻撃陣が爆発。57分に大久保がPKを決めて同点とし、さらに63分にも大久保が、登里のラストパスを受けてGKの頭上を抜くループシュートを沈めた。
 
 大久保はこれでJ1通算165ゴール目。J1通算350試合出場の節目で、自身が持つJ1最多得点記録を、さらに更新した。また、今季9得点目で広島のP・ウタカに並び、J1得点ランク1位に立った。
 
 川崎はその後、試合終了間際にエウシーニョが追加点を挙げ、3-1で神戸を一蹴した。
 
 大久保は試合後のヒーローインタビューで「後半のフロンターレは強いですし、自信をもって巻き返せた」とコメント。1点目を「GKが先に動いたので、GKを見て冷静に打てた」と振り返り、2点目を「ノボリ(登里)は(ラストパスを)狙っていないと思う(笑)」とおどけて会場を沸かせた。
 
 一方の神戸は、主力の不在が響いた。レアンドロとP・ジュニオールの2トップを欠き、さらにCBの岩波が出場停止。苦しい台所事情のなか、渡邉のゴールで先制したまでは良かったが、70分に三原が退場して数的不利を強いられ、後が続かなかった。
 
 逆転勝利で勝点3を重ねた川崎は、暫定ながら浦和を抜いて首位に浮上した。
 
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