「(飛ぶ)方向を決めていた」「運も必要だ」PKストップで浦和戦の勝利に貢献したニューカッスルの守護神ポープがハイライトを振り返る。SNS上でも絶賛が!

2024年08月01日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

エリアの外まで大胆に飛び出しヘッドでクリア

浦和戦でスーパーセーブを連発したポープ。(C)SOCCER DIGEST

 7月31日、埼玉スタジアム2002で行なわれたプレシーズンマッチで浦和レッズに4-1の完勝を収めたニューカッスル。この試合でワールドクラスのプレーを見せつけ、1万3763人が詰めかけた会場を何度も沸かせたのが守護神のポープだ。
 
 43分、二田のシュートをダイナミックなセービングで阻止すると、54分にDFライン裏のスペースに出された敵の縦パスに素早く反応してペナルティーエリアの外まで大胆に飛び出し、ヘッドでクリア。その2分後にはボックス内の混戦からチアゴ・サンタナに打たれた至近距離弾を片手で止めてみせた。
 
 ハイライトは30分のPKストップだ。伊藤の強烈なキックに鋭く反応。迷わず右に飛び、完璧に弾いてみせた。試合後、そのシーンをポープ本人はこう振り返った。
 
「(飛ぶ)方向はある程度定めていたけど、(PKを)止めるためには運も必要だ。素晴らしいペナルティーショットだったので、ストップできて良かったよ」
【画像】56分の至近距離弾をポープが止めた決定的場面
 1失点は喫したものの、途中交代でピッチを去るまでワールドクラスのパフォーマンスを続けたポープのこの活躍に、SNS上も「ポープすげぇぇぇぇええ!」「良すぎだろw今朝の小久保並」「えぐいプレーするやん。プレシーズンでこの気迫はすごい」「ポープってこんなに裏のボールケアしてたっけ」「腕長すぎんのよ笑」などの声が上がった。
 
 昨シーズンは肩の怪我で長期離脱を余儀なくされ、ポープが離脱した23年12月を分岐点にチームの調子は下降線を辿った。それだけに、健在を示した守護神の活躍は新シーズンに向けて何よりの朗報だ。
 
 イングランド代表にも名を連ねる32歳が、あらためてその価値の大きさを見せつけた。
 
取材・文●加藤紀幸(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
 

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