アヤックス時代に師事したテン・ハーフ監督と再会か
昨シーズンはバイエルンで公式戦29試合に出場したマズラウィ。(C)Getty Images
昨シーズン、プレミアリーグで8位と低迷し、巻き返しを図る名門マンチェスター・ユナイテッドが、今夏3人目の新戦力を獲得に近づいている。
現地時間7月28日、仏メディアの『Foot Mercato』はマンチェスター・Uが、バイエルンとモロッコ代表DFヌサイル・マズラウィの移籍で合意に達したと報じた。移籍金は2100万ポンド(約42億円)となるとのこと。
右SBを主戦とするマズラウィは、アヤックス・アカデミー出身の26歳で、昨シーズンはバイエルンで公式戦29試合に出場。足下の技術に優れ、縦関係にある右ウイングと連携した仕掛けを得意とするサイドのスペシャリストだ。
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同サイトによれば、先日ウェストハムとのクラブ間合意が伝えられていたマズラウィだが、本人が移籍を拒否。アヤックス時代の恩師でもある現マンチェスター・Uのテン・ハーフ監督との再会を求めているという。
残す問題はマズラウィと同ポジションで、ガラタサライへの移籍が取り沙汰されているアーロン・ワン=ビサカの去就で、退団が決まれば正式発表される見込みだ。
加入が決まれば、アヤックス時代の同僚アントニーや昨シーズン終盤に定位置を掴んだアマド・ディアロらウインガーの能力を上手く引き出し、マンチェスター・Uの右サイドを活性化させる即戦力となるだろう。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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