「連絡があって...」19歳・谷川萌々子の劇的ゴラッソは“父親”のおかげ? 途中出場で自信も「いける気がするって」【パリ五輪】

2024年07月29日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「チームに貢献できたのが本当に良かった」

劇的な決勝ゴールを挙げた谷川。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本女子代表は現地7月28日、パリ五輪グループステージ第2戦でブラジル女子代表と対戦し、圧巻の逆転劇で2-1と勝利を挙げた。

 この試合で劇的な逆転ゴールを挙げたのが谷川萌々子だ。0―1とリードされて迎えた80分からピッチに立ち、今大会初出場を飾った19歳は、同点に追いついた90+6分、敵陣で相手のパスが乱れたこぼれ球に反応。遠い位置からダイレクトで右足を振ると、狙いすましたシュートはGKの頭上を抜いて、ネットに吸い込まれた。

 勝利の立役者となった谷川は自身のゴラッソをこう振り返った。
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「試合入る前にお父さんから連絡があって、ブラジルのキーパーは結構前に出ているので、どんどん狙っていけというふうに伝えてもらいました。そのおかげでそんな狙いを意識して、入ることができた。良いこぼれ球がきたので思い切って振って、チームに貢献できたのが本当に良かったなと思います」

 終盤の途中出場だったが、「何か自分が変えてやるっていう強い気持ちを持っていましたし、自分自身、いける気がするっていう思いが結構あった」と自信。出場機会を与えてもらった池田太監督への感謝を示し、「太さんが自分にチャンスをくれたのは本当に感謝しかないですし、そのチャンスをものにできたのは本当に良かった」と手応えを口にした。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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