「忘れられないデート」「まだ痛みが残る」日本戦の記憶上書きへ、スペイン紙が雪辱期待。因縁は6年前から「すでにフランスで」【パリ五輪】

2024年07月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「池田、宮澤、高橋、長野、林、植木…」

昨夏のW杯GSでは日本が4-0でスペインに大勝した。(C)Getty Images

 鼻息は確実に荒い。

 池田太監督が率いるなでしこジャパンは現地時間7月25日、パリ五輪のグループステージ第1戦でスペインと相まみえる。同国とは昨夏のワールドカップ(W杯)の同ステージでも顔合わせており、その際は4-0で大勝するも、最終的に日本がベスト8敗退、スペインが優勝した。

 スペインからすれば、栄光のW杯で唯一傷をつけられた相手であり、雪辱に燃えているようだ。大手紙『AS』は「忘れられないデート」と題した記事を決戦当日の朝に掲載。「オリンピックデビュー戦で、厳しい罰を与えたライバルと対戦する」と伝えている。

「日本は、まだ痛みが残る0-4という結果で、ワールドカップでスペインを倒した唯一のチームだ。今日の午後、ラ・ロハはその嫌な記憶を消し去り、この新たな戦いを忘れられないものにしたいだろう」
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 チームカラーの赤を意味する、"ラ・ロハ"の愛称で知られるスペインとは、U-20W杯の決勝でも対戦。2018年大会は3-1で破ったが、直近の2022年大会では逆に1-3で敗れている。

「2018年のU-20ワールドカップの決勝では、すでにフランスの地でラ・ロハの選手たちを悲しませたお馴染みの顔ぶれもいる。池田、宮澤、高橋、長野、林、植木...。初めてのオリンピックは魅力が尽きない。忘れられない大会になるだろう」

 2012年のロンドン五輪以来、12年ぶりのメダル獲得を目ざす日本女子と、W杯と合わせて世界大会連覇が懸かる立場でありながら、五輪初出場となるスペイン女子。いきなりのビッグマッチは、どんな展開となるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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