ジャパンツアーのため来日しているブライトンは７月24日、国立競技場で鹿島アントラーズと対戦する。この一戦に向けた前日会見に日本代表の三笘薫が出席した。

　会見の冒頭で三笘は、「素晴らしいJリーグのクラブと対戦できるので、良い力試しなると思います。シーズン前にチームの状態を確認する良い機会なので、内容にも結果にもこだわりたいです」と日本での試合に意気込む。

　また、三笘は来月開幕するプレミアリーグで３シーズン目を迎える。これまでにブライトンで得たものを訊かれると、こう語っている。
【動画】プレミアリーグのスターたちが都内を散策！超貴重シーン

「グレアム・ポッター監督、ロベルト・デ・ゼルビ監督、そして現在のファビアン・ハーツラー監督と素晴らしい方々に出会いました。いろんな戦術を知ったり、僕自身が活きる方法を教わったり、選手としての幅を広げてもらえて感謝しています。その中でプレミアの強度に少しずつ慣れてきて、今では日本代表に入ることもできましたし、選手としての価値は大きくなったと思います」

　今夏にも鎌田大地や菅原由勢の移籍が決まるなど、プレミアに参戦する日本人が増えた点に関しては、「世界最高峰のリーグというのは間違いないので、そこで対戦できるのはすごく楽しみです」としつつ、「プレミアに限らず、欧州５大リーグでプレーする選手がより増えてくれば、日本代表の底上げにも繋がると思いますし、得たものを還元できると思います」と自身の考えを述べた。

取材・文●中川翼（サッカーダイジェストWeb編集部）

【PHOTO】"世界一美しいフットボーラー"に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの悩殺ショットを一挙お届け！