昨シーズンにプレミアリーグで４位と大躍進を遂げ、24－25シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得したアストン・ビラが移籍市場で積極的な動きを見せている。

　現地７月19日には、チャンピオンシップ（イングランド２部）のハルからイングランドＵ－21代表FWジェイデン・フィロジーン＝バイダスを獲得したと発表。契約期間は2029年６月30日までの５年間で、１年前に売却したウイングを約1300万ポンド（約26億円）で買い戻す格好となった。

　現在22歳のフィロジーン＝バイダスは、アストン・ビラのアカデミー出身で、トップチーム昇格後はなかなか出番を得られないまま、23年夏にハルに移籍。そのハルで12ゴール・６アシストと結果を残したことで、再び古巣の目に留まったのだ。

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　イングランドの年代別代表の常連でもある逸材ウインガーは、「ビラでの新たな旅が始まる。練習からベストを尽くして試合に出場し、ファンに僕の力を証明したい」と決意を語っている。

　フィロジーン＝バイダスのほかにも、アストン・ビラは現時点でDFイアン・マートセン（←ドルトムント：保有元チェルシー）、MFエンソ・バレネチェア（←フロジノーネ：保有元ユベントス）、MFロス・バークリー（←ルートン）、FWサミュエル・イリング＝ジュニア（←ユベントス）、FWルイス・ドビン（←エバートン）、FWキャメロン・アーチャー（←シェフィールド・Ｕ）と、今夏だけですでに６人の新戦力を獲得している。

　大黒柱のブラジル代表MFドグラス・ルイスのユベントス行きは決まったものの、その代役として、すでにエバートンのベルギー代表MFアマドゥ・オナナの獲得が内定しているなど、今後さらなる補強も期待できそうだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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