「バイエルンの真の利益となる」新加入の伊藤洋輝を地元メディアが評価!「全盛期はまだこれから」

2024年07月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「デイビスをウィングで起用する可能性も」

バイエルンでの起用法が注目される伊藤。(C)Getty Images

 伊藤洋輝がこの夏、シュツッツガルトからバイエルンへのステップアップを果たす要因となったひとつが、日本代表DFのユーティリティ性だ。

 左SBとしても左利きのCBとしてもプレーできる伊藤の万能ぶりは、どんな強豪にとっても貴重となる。新シーズンからバイエルンで指揮をとるヴァンサン・コンパニ監督も、伊藤をどのように起用すべきか、戦術プランを練っているところだろう。

 バイエルン専門サイト『Bayern Strikes』は7月17日、『TZ』の報道として、夏のマーケット終了時のチーム状況次第で、伊藤が左SBとしてもCBとしてもプレーする可能性があると報じた。

 同メディアは「ユーティリティ性とクオリティは、ブンデスリーガで王座奪還を目指すバイエルンにとって真の利益となり得る」と、伊藤の獲得がバイエルンの追い風になると称賛した。

「25歳のイトウは、ブンデスリーガでの3年を含めて経験豊富だが、全盛期がまだこれからの選手でもある。さらに成長できるはずだ。そして彼の獲得は、昨季のリーグでバイエルンを上回ったチームを弱体化させる」
【画像】伊藤とキム・ミンジェの仲良さげな"抱擁ショット"
 
 そして、Bayern Strikesは「今シーズンは開幕がいつもより遅く、コンパニにはイトウや全員に自分が望むことを伝えるための時間がたっぷりある。そのうえで、アルフォンソ・デイビスの去就問題の解決が早いほど、クラブがより明確に前進でき、全員にとってより良いことだろう」と続けた。

「デイビスが残れば、彼が左SBでイトウがCBという可能性がある。コンパニがイトウを左SBで使い、デイビスをウィングで起用する可能性も除外できない」

 先日の入団会見で自身のユーティリティ性に自信をのぞかせつつ、厳しいポジション争いへの意欲をうかがわせた伊藤。世界的名門での1年目に、どのようなパフォーマンスを見せられるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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