関係は回復した、か。

　昨季はシーズン途中にマンチェスター・ユナイテッドから古巣のドルトムントにレンタルされていたジェイドン・サンチョが、ユナイテッドの練習に参加。イギリスメディア『daily mail』が「エリク・テン・ハーフとの休戦を宣言した」と伝えている。

　サンチョは昨年９月のアーセナル戦でメンバーから外れ、「長い間スケープゴートにされてきた」などと不満を吐露。テン・ハーフ監督への謝罪も拒否し、『daily mail』によれば、「１月にドルトムントにレンタル移籍で復帰するまで、４か月間、自力でトレーニングと食事をすることを余儀なくされた」という。

　ドルトムントではチャンピオンズリーグ（CL）準優勝に貢献するなど、印象的な活躍を見せたサンチョ。一方で、テン・ハーフ監督がユナイテッドと契約延長したことで、サンチョのユナイテッド復帰の可能性はほぼ消滅したと思われていた。
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　ところが、24歳FWはイングランドに戻ってきたようだ。『daily mail』が以下のように報じている。

「サンチョが水曜日にシーズン前のテストのためキャリントンに戻った際、テン・ハーフ監督と会い、前向きな話し合いを行なったと言われている。 関係者によると、両者はこの問題に終止符を打つことで合意し、サンチョは木曜日にチームメイトとともにトレーニングを再開した。彼はプレシーズンと今月下旬に行なわれる米国ツアーにフル出場することが期待されている」

　もっとも、同メディアは「サンチョは過去の問題について反省していると言われているが、彼がテン・ハーフに謝罪したかどうか、あるいはユベントスが関心を示しているサンチョの売却をユナイテッドがまだ検討しているかどうかは不明である」とも記す。

　EURO2024を戦うイングランド代表のメンバー入りは逃したが、実力は申し分ないサンチョ。今後の動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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