なでしこジャパンは７月12日、『MS&ADカップ2024』のガーナ女子代表戦の前日練習を実施。トレーニング後、DF清水梨紗がパリ五輪への思いを語った。

　日本は国際親善試合のガーナ戦後、フランスへ移動。26日に大会初戦のスペイン戦を迎える。

　清水は、「テレビを見ても、今までのオリンピックの歴代のいろんな競技シーンが出てくるし、やっぱり国自体のオリンピックに対する盛り上がりを感じます」と日々実感。五輪に出場する意味を感じながら、「そのなかで、サッカーも他の競技に負けず、日本を盛り上げられたらいいなとは思ってます」と意気込む。
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　ワールドカップなどの国際大会と違い、オリンピックはある意味"特殊"な大会。国民全体がこの大会に注目するため、サッカーファンだけでなく、普段、スポーツを見ない人の目にもなでしこジャパンが触れる可能性が高い。

　注目度が高いだけに、選手への責任感も増す。だが、清水は「（プレッシャーは）あたりまえだと思っています」ときっぱり。そして、こう続けた。

「プレッシャーがないわけではない。でもどんな試合でもプレッシャーはあるもの。自分だけじゃなくてチーム全員で、そのプレッシャーや相手に対してどう戦っていくかなので、あまり気負いはしていません」

　チームで支え合いながら、12年ぶりのメダル獲得なるか。注目だ。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

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