旗手怜央にロシアからオファーもセルティックが拒否と報道。現地識者は「監督は彼をとどめたい」 移籍金は30億円でも安い?

2024年07月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「売らなければいけない立場ではない」

ロシアからのオファーが報じられた旗手。(C)Getty Images

 旗手怜央はセルティックでさらなる向上を目指しつつ、欧州主要リーグ挑戦への思いもうかがわせた。日本代表MFの今後に対する注目は高まっている。

 英紙『Daily Mail』は7月11日、ロシア・プレミアリーグのクラブが旗手の獲得をセルティックに打診したと報じた。だが、クラブが断ったという。

 報道によると、セルティックは移籍金額に関する話し合いに至る前から断りを入れたとのこと。もちろん、ここ2シーズンで実績を残した主力だからということもあるだろう。ただ、同紙によれば、ウクライナ侵攻以降のロシアクラブとの取引に慎重になっているからというのが理由のようだ。

 いずれにしても、ブレンダン・ロジャーズ監督は旗手を新シーズンも起用したいと願っているだろう。旗手が日本メディアで「上のリーグ」への意気込みをのぞかせたことも、現地メディアは報じている。

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 かつてアバディーンの経営陣トップも務めたキース・ウィネスは、『Football Insider』で「彼はラ・リーガやプレミアリーグ(への移籍)について話した。選手本人というより、代理人からではないだろうか。彼は自分をショーケースに置いた。だが、ブレンダン(・ロジャーズ監督)は彼をとどめたいと思う」と話した。

「彼らは(旗手を)売らなければいけない立場ではない。もしも彼が移籍するなら、私だったら1500万ポンド(約30億円)ほどにする。セルティックにとってはおそらくそれ以上の価値だろう。彼らがチャンピオンズリーグで良いスタートを切れば、来年の夏、あるいは冬のマーケットからでも、素晴らしいショーウィンドウになる。私は彼らが残せるように願っている」

 昨季はケガで思うようなシーズンを過ごせなかった旗手。巻き返しを図る新シーズンで、さらに市場価値を高められることが期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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