まさかのバトルだ。

　ウルグアイ代表は現地７月10日、アメリカで開催されているコパ・アメリカの準決勝でコロンビア代表と対戦。39分に失点し、前半終了間際に相手に退場者が出て、数的優位で戦えたが、最後までビハインドを跳ね返せず、０－１で敗れた。

　問題が起きたのは試合後だ。現地メディア『SPORTSNET』は「ダルウィン・ヌニェスとウルグアイのチームメイト約12人がスタンドに飛び込んだ」と報じている。

「激しい試合の後、メキシコの審判員セサル・ラモスが試合終了のホイッスルを鳴らすと、ウルグアイのベンチ裏で乱闘が起きた。

　７万644人の観衆のうち、約90％がコロンビアを応援していたが、少数のウルグアイファンが飲み物を投げつけてコロンビアのサポーターと争った。

　ヌニェスとチームメイトはその後、階段を上って観客席に向かった。ビデオにはヌニェスがコロンビアのチームカラーのファンを殴っている様子が映っている」
【動画】まさかの乱闘！ ウルグアイ選手がスタンドに乗り込んで敵サポと...

　ウルグアイの主将ホセ・ヒメネスは、選手たちは家族を守るために観客席に向かったと語っている。

「これは大惨事だ。私たちの家族は危険にさらされている。私たちは観客席に駆け込み、小さな赤ちゃんや新生児を連れた愛する人たちを連れ出さなければならなかった。すべてが大惨事だ。警官は一人もいませんでした」

　まもなく警察が現場に到着し、秩序が回復するまでに10分以上かかったという。見応えある激闘の後に、もうひと波乱があった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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