なでしこ田中美南はファン・ペルシ!? 恩師が明かす子ども時代の逸話「簡単なシュートを決めないけど、難しいシュートを決める」

2024年07月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「シュートが上手。一瞬のスピードも」

パリ五輪での活躍も期待される田中。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 INAC神戸レオネッサに所属する日本女子代表FWの田中美南が、6月29日にテレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」に出演。子ども時代の逸話が明かされた。

 田中は、日テレ・ベレーザ(現・日テレ・東京ヴェルディベレーザ)の下部組織である日テレ・メニーナから2012年にトップチームに昇格。その後、20年にI神戸に移籍し、21年のドイツ女子1部レバークーゼンへの期限付き移籍を経て、WEリーグ初年度の21-22からI神戸で活躍している。

 なでしこジャパンには、13年に初招集。21年の東京五輪や23年の女子ワールドカップなどに出場し、ここまで80試合・36得点を記録している。
【PHOTO】7月25日にパリ五輪初戦を迎えるなでしこジャパン18人とバックアップメンバー4人を一挙紹介!
 そんな田中がメニーナに入った当初のエピソードが、番組で紹介された。中学生だった田中を指導していた寺谷真弓氏が、第一印象をこう振り返った。

「小学校6年生のセレクションが、たぶん初めてだったと思うんですけど。担当のスタッフは『うちのコートに(ロビン・)ファン・ペルシがいたよ』って。シュートが上手だったし、一瞬のスピードみたいなところもあった。すごく簡単なシュートを決めないんですけど、すごく難しいシュートを決めるんですよ」

 寺谷氏によって当時のウィークポイントだった走力なども鍛えられ、順調に成長していった田中。貴重な得点源として活躍が期待されるパリ五輪でも「走ります」と誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】日本代表のW杯最終予選メンバー26人はこうなる! 三笘&伊東の復帰で凄まじい陣容に。6月招集組から落選した4人は?

【記事】長谷川唯、ピッチで泣き崩れる。なでしこJの現実を痛感。流した涙は、パリで輝くための原動力に【フォトコラム】

【画像】可憐に、エレガントにピッチを舞う!長谷川唯の厳選フォトを一挙お届け!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事