【J1】神戸がエースの攻守に渡る大活躍で磐田に4-1の逆転勝利!

2016年05月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

先制、逆転ゴールに、流れを変える守備とボールキープ。

まさに攻守に大車輪の活躍だったレアンドロ。ここ4試合ゴールのなかったエースに再び当たりが戻って来るか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは5月4日、第1ステージ10節の7試合を開催。ノエビアスタジアム神戸では、神戸対磐田が16時キックオフで行なわれた。

 ゲームは序盤から動いた。7分、まずは磐田が先制する。中盤の高い位置で小林が相手の横パスをインターセプトすると、アダイウトン、齋藤とつなぎ、再びスペースへ走り込んだアダイウトンへとつなぎ電光石火のカウンターを発動。最後は抜け出したアダイウトンが冷静に神戸ゴールに流し込んだ。

 1点を先制された神戸の反撃は15分、レアンドロとペドロ・ジュニオールの連係でペナルティエリア内に侵入すると、最後はレアンドロが押し込んで同点とする。

 前半はその後、磐田が決定機を作り出したが、神戸GKのキム・スンギュの好セーブで得点を奪い切れず、1-1の同点で折り返す。

 そして後半、最初にチャンスをモノにしたのは神戸だった。48分、藤田のロングスローから岩波が頭でフリックして後方に流すと、待ち構えていたレアンドロが右足で押し込んだ。神戸がエースの活躍で2-1と逆転に成功する。

 逆転された磐田は、59分に松井を投入。反撃の姿勢を強めるとチャンスを量産。神戸ゴールに襲い掛かる。しかし、たびたび迎えた決定機も、キム・スンギュの好守に阻まれゴールには至らない。

 逆に神戸は、苦しい時間帯で前線のレアンドロ、P・ジュニオールの前線からの激しいチェイシングとキープ力を頼りに、粘り強い守備と奪ってからの確実なつなぎで冷静さを取り戻す。80分にはCKの流れから藤田の突破でチャンスを広げ、最後は折り返しをP・ジュニオールが沈め貴重な追加点をゲット。さらに5分後には途中出場の田中がPKを獲得し、これを渡邉が確実に決めて一気に点差を広げる。

 結局、勝負どころで決定力の高さを見せた神戸が4-1で、3連勝を狙った磐田から逆転勝利を飾った。神戸は勝点を14に伸ばし、8位に浮上した。一方の磐田は6位と変わらず。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事