「最も楽なグループなのにフランスを引き当てた」まさかの2位通過となったベルギー、米メディアが今後の戦いに警告!「デ・ブライネの他に誰がいる?」【EURO】

2024年06月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

ウクライナと痛恨のスコアレスドロー

ウクライナ戦でひとり気を吐いたデ・ブライネ。(C)Getty Images

 思うように調子が上がらないベルギー代表を、米メディア『The Athletic』が分析している。

 ベルギーは現地時間6月26日、ドイツで開催されているEURO2024のグループステージ第3節(E組)でウクライナと対戦。試合を優位に進めながらも得点を奪えず、スコアレスドローで終えた。

 この結果、ルーマニアとスロバキアを含めたE組の4チームが1勝1分1敗で並び、ベルギーは総得点の差で2位通過に。決勝トーナメント1回戦ではいきなり強豪フランスと激突することとなった。

 これを受けて同メディアは、「今大会でおそらく最も楽なグループだったのに、優勝候補のフランスを引き当ててしまった」とベルギーについて伝えている。
【画像】いきなりフランス対ベルギー! EURO2024の決勝トーナメント表
「ベルギーにとって、フランスは2018年にワールドカップ優勝の夢を打ち砕いた巨大な隣国である。(ウクライナ戦で)敵陣ボックス付近で落ち着いていれば、このような運命は避けられただろう。また、個のクオリティだけでは勝てないと思い出させてくれた」

 また、「ベルギーはケビン・デ・ブライネの他に誰がいる? 彼が前半に完璧なパスを出したが、ロメル・ルカクがシュートを失敗。決定機はこの一度しか作れなかった」とウクライナ戦を振り返り、今後の戦いに警告している。

「ジェレミー・ドクとレアンドロ・トロサール、ルカクの理解不足は痛いほど明らかだ。デ・ブライネはチームに残る唯一のスーパースターとして全力を尽くしている。そしてルカクは自分の魅力を取り戻さなければならない。ドメニコ・テデスコ監督がより良い選手同士の相性を見つけなければ、このストレスだらけのストーリーは早々に幕を閉じるだろう」

 指揮官はフランス戦までに最適解を見出せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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