「スーパースターは要らないという見方だ」S・ラモスのJ移籍噂に韓国メディアが見解。イニエスタを引き合いに出し「流行は去り、懐疑論が強まった」

2024年06月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「特異なケースでなければラモスの日本行きは可能性が薄くなる」

神戸で5年に渡って活躍したイニエスタ。タイトルこそ天皇杯だけだったが、その功績と影響力は計り知れない。写真:滝川敏之

 ビッグネームのJ移籍の噂に、韓国メディアが注目した。

 取り沙汰されているのは、元スペイン代表のセルヒオ・ラモスだ。『FOOTBALLIST』は「セルヒオ・ラモスが38歳で日本のJ1リーグに移籍する可能性があるという報道が数日前から続いている」と伝えつつ、「だが、先に日本の味を味わったアンドレス・イニエスタの不調がつまずきになる」と見解を示す。

 2023-24シーズン限りでセビージャを退団したS・ラモス。現役続行の意思があるようで、スペインの日刊紙『ムンド・デポルティボ』をはじめ、新天地を推測している。候補にはサウジアラビア、アメリカ、トルコ、日本など様々な国が挙げられている。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
 これまでキャリアの終盤を迎えた世界の大物を迎え入れてきたJリーグだが、『FOOTBALLIST』は「この流行が去ったのは、イニエスタ時代の神戸の成績が期待外れだったからだ」と記し、こう続ける。

「タイトルは2019年に天皇杯で優勝したのみ。特に昨年のシーズン途中にイニエスタと決別した神戸がJ1リーグの頂点に立ったことで、実はイニエスタは"抑止力"だったのではないかという懐疑論がより強まった。スーパースターは要らないという見方だ」

 記事は、「FCソウルのリンガードのように、選手が自分の道を歩むことができ、日本文化に愛着を持っている選手がJリーグに好意を示すこともある」とし、「そのような特異なケースでなければ、ラモスの日本行きは可能性が薄くなる」と締めくくった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「大谷さんとか入ってないの?」内田篤人、スポーツ選手の"長者番付"トップ10の顔ぶれに驚き!「サッカー、夢あるじゃん」

【PHOTO】コンセプトはFIRE(炎)! 日本代表が新ユニホームを発表! 久保建英、長谷川唯ら選手着用ショット!

【記事】「選手はどうサボりながら勝つかを考えちゃう」内田篤人が"夏のJリーグ"について持論「正直、欧州と逆のことをやっている」
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事