「もう少しやりたかった」「現代のスタンダードを作り上げた」リバプール遠藤航が名将クロップを語る!「曺さんとか森保さんも近いかもしれない」

2024年06月22日 中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

都内でイベントを開催

クロップ監督(右)のもと、23-24シーズンの後半からはスタメンに定着した遠藤(左)。(C)Getty Images

 日本代表のキャプテン遠藤航が、自身が配信する「月刊・遠藤航」によるトークイベント「The REAL PICK UP MATCH」を6月21日に都内で開催した。
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 遠藤は昨年の夏にシュツットガルトからリバプールに移籍。加入当初こそ試合終盤のみの出番が多かったものの、シーズン後半からはレギュラーに定着。公式戦44試合に出場した。

 そんな日本人MFを高く評価していたユルゲン・クロップ監督は、2023-24シーズン限りでリバプールの指揮官を退任。同イベントで遠藤は、そのドイツ人監督の印象について「細かい戦術を話すタイプではない。選手のマネジメントをしたり、モチベーターというイメージがありますね。そういう意味では曺(貴裁)さんとか森保(一)さんも、もしかしたら近いかもしれないです」と話す。
 
 また、クロップ監督が名将と言われる理由については、以下のように自身の考えを述べた。

「戦術でいうと、これっていうのを持っています。たとえばカウンタープレスやゲーゲンプレスという言葉が流行りましたが、守備では常にボールに行って、奪ったらショートカウンター、常にゴールに向かっていくようなスタイルは、現代フットボールのスタンダードになりつつある。そのスタイルを作り上げたのは、彼だと思います」

 リバプールは来シーズンから、昨季までフェイエノールトを率いたアルネ・スロット監督が指揮を執る。遠藤は「楽しみです。もちろん、クロップともう少しやりたかったなと思ったりもするので、寂しい気持ちもありますが、リバプールにとってはターニングポイントで、すごく大事なシーズンになります」と気を引き締めた。

 プレミア2年目を迎える31歳は、来シーズン、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか注目だ。

取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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