J１リーグ・１stステージ９節
柏レイソル – ヴィッセル神戸
４月30日（土）／15:00／日立柏サッカー場
 
柏レイソル
1stステージ成績（８節終了時）： ７位　勝点12　３勝３分２敗　10得点・９失点
 
【最新チーム事情】
●公式戦５連勝にもチーム内の雰囲気が緩む気配はなし。
●25日の湘南との練習試合は１−４。メンバーのほとんどが練習生とユース選手に代わった後半に４点を奪われたものの、トップチームのメンバーのみで臨んだ前半は１−０でリードしていた。
●大島が中足骨の骨折から復帰して２か月ぶりに完全合流。同期の中山の活躍に刺激を受けている模様。
 
【担当記者の視点】
　前節、アウェーで鹿島に快勝し、公式戦５連勝を挙げた。チームは雰囲気も良く、気を緩めておらず、好調を維持するタイミングでかつての指揮官だったネルシーニョ監督が率いる神戸を迎え撃つ。この経験豊富な名将は対戦相手を分析し、相手の長所を消しつつ急所を的確に突いてくる。ただ、それは柏の選手たちもよく理解している。警戒を怠らなければ、勢いで上回り試合の主導権を握れるはずだ。
 
　今節は、出場停止が解けたD・オリヴェイラのスタメン復帰が予想される。中川と好連係を見せる背番号11の復帰によって、前線から仕掛ける守備は鹿島戦以上に迫力が出るだろう。また、攻撃面では高い位置での起点とドリブルによる単独突破に期待できる。
 
　そして、短い期間ではあったが怪我で一旦戦列を離れた大谷、大津、山中も順調に復帰し、選手層に厚みが戻った。公式戦６連勝、リーグ戦４連勝とさらに弾みをつけて上位戦線へ駆け上がりたい。

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