30人の指揮官の中で一番のお気に入りは…
半世紀以上もの間、チェルシーの広報を務めたプルマン氏(左)。(C)SOCCER DIGEST
先月、今季のプレミアリーグが幕を閉じた。チェルシーではこれまで50年以上もの間、広報として働いてきた男がその職を引退した。86歳のブライアン・プルマンだ。
彼は1968年からこのクラブで働いており、我々メディアにとってはチェルシーの親しみやすい顔となっている。コブハムトレーニングセンターでの記者会見や、スタンフォード・ブリッジでの取材の際には最初に目にする人物である。
そんな彼が、記者室で飲み物とビスケットを提供してくれるのは有名な話だ。私は日本に行くたびに、ブライアンに日本のビスケットをお土産として持って帰り、イギリスのものと食べ比べてもらったりしていた。
また、ブライアンがこれまで記者会見で対応してきた30人の指揮官の中でお気に入りを1人挙げるなら、ジョゼ・モウリーニョ監督だという。ちなみにモウリーニョ監督が好きなビスケットは、カスタードクリーム味だったそうだ。
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彼は1968年からこのクラブで働いており、我々メディアにとってはチェルシーの親しみやすい顔となっている。コブハムトレーニングセンターでの記者会見や、スタンフォード・ブリッジでの取材の際には最初に目にする人物である。
そんな彼が、記者室で飲み物とビスケットを提供してくれるのは有名な話だ。私は日本に行くたびに、ブライアンに日本のビスケットをお土産として持って帰り、イギリスのものと食べ比べてもらったりしていた。
また、ブライアンがこれまで記者会見で対応してきた30人の指揮官の中でお気に入りを1人挙げるなら、ジョゼ・モウリーニョ監督だという。ちなみにモウリーニョ監督が好きなビスケットは、カスタードクリーム味だったそうだ。
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このような些細なことでも、彼はチェルシーのことなら何でも知っていて、誰よりもクラブに情熱を注いでいた。ブライアンが働き始めて以来、チェルシーの試合は2,996試合、行なわれており、そのうち1,468試合がホームゲームだった。
そして、彼にとってのラストマッチとなった今季のホーム最終節・ボーンマス戦の試合前には、報道陣がプレスエリアに集まり、そこにマウリシオ・ポチェティーノ監督も加わった。
ブライアンはポチェティーノ監督からの贈り物を受け取ったほか、長年、彼のオフィスとして使われてきた記者室に彼を称える記念碑が建てられた。私たち記者からは、彼と奥さんにバカルディのボトルをプレゼントした。
ポチェティーノ監督がブライアンに対して「あなたが私とクラブのためにしてくれたすべてに、本当に感謝しています。あなたと一緒に働けたことはとても光栄でした」と真摯にメッセージを送っていたのが、とても印象的だった。
私だけでなく、ここに来る他のメディアも、ブライアンがいなくなることを寂しく思うだろう。
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
著者プロフィール
スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーター。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で出版した。
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そして、彼にとってのラストマッチとなった今季のホーム最終節・ボーンマス戦の試合前には、報道陣がプレスエリアに集まり、そこにマウリシオ・ポチェティーノ監督も加わった。
ブライアンはポチェティーノ監督からの贈り物を受け取ったほか、長年、彼のオフィスとして使われてきた記者室に彼を称える記念碑が建てられた。私たち記者からは、彼と奥さんにバカルディのボトルをプレゼントした。
ポチェティーノ監督がブライアンに対して「あなたが私とクラブのためにしてくれたすべてに、本当に感謝しています。あなたと一緒に働けたことはとても光栄でした」と真摯にメッセージを送っていたのが、とても印象的だった。
私だけでなく、ここに来る他のメディアも、ブライアンがいなくなることを寂しく思うだろう。
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
著者プロフィール
スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーター。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で出版した。
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